シャムベンゾイン(アブソリュート)(安息香) 100g |
商品番号 |
ni-sba-20 |
価格 |
980円(税込) |
50g / 980円(税込)をカゴへ>
250g / 4,230円(税込)をカゴへ>
500g / 8,040円(税込)をカゴへ>
1kg / 15,280円(税込)をカゴへ>
アルミチャック付袋入
サイズ:2〜5cm程の個体です。
シャムベンゾイン・アブソリュート(安息香)
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英名
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Siam Benzoin Absolute
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学名
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Styrax tonkinensis
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科名
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エゴノキ科
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抽出部位
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樹脂
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抽出方法
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溶剤抽出法
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産地
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インド
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ベンゾインとは?
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「ベンゾイン」とはツツジ目エゴノキ科の樹木から採取される固形の樹脂で、和名では「安息香(あんそくこう)」と呼ばれています。樹脂とは樹皮より分泌されている樹液に含まれる不揮発性の固形〜半固形の物質のことであり、ベンゾイン樹脂は樹皮に切り込みを入れて樹液を分泌させることにより採取されています。ベンゾイン樹脂はもろい固形物質で、「バニリン」というバニラ特有の香気を持つ有機化合物を含有しているため、バニラ様の甘い香りがありますが、ベンゾイン樹脂に含まれる芳香成分は分子構造が大きく揮発しにくいため、精油の抽出方法には水蒸気蒸留法は用いられず、溶剤抽出法が用いられています。
本商品はインド産シャムベンゾイン(Styrax tonkinensis)の樹脂から溶剤抽出法で抽出されたアブソリュート(固形)です。
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ベンゾインの種類
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ベンソインにはインドシナ半島原産の「シャムベンゾイン(Styrax tonkinensis)」と、インドネシア原産の「スマトラベンゾイン(Styrax benzoin)」との二種類があります。
シャムベンゾインはバニラ特有の芳香成分である「バニリン」の含有量が多いため、とても濃厚な甘い香りです。一方のスマトラベンゾインはシナモン特有の芳香成分である「桂皮酸」の含有量が多いため、ややスパイシーさのある甘い香りです。シャムベンゾインははスマトラベンゾインと比べて、バニリンの含有量が多いことから芳香的な価値が高く評価されていますが、産出量が非常に少ないことから高級品として扱われています。
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アブソリュートとは?
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溶剤抽出法は溶剤を用いて芳香成分を抽出する方法で、「アブソリュート」とも呼ばれています。(溶剤抽出法にて抽出された物質もアブソリュートと呼ばれています。)アブソリュートにはいくつかの工程を要します。まず、原料植物と揮発性高い溶剤を混ぜ、室温で攪拌して芳香成分を溶剤に移してから原料植物を取り除き、低温減圧下で溶剤を揮発させると、原料植物に含まれていた芳香成分と蝋分を含んだコンクリートと呼ばれるバター状の物質が残ります。このコンクリートにエタノールを加えて、芳香成分のみをエタノールに溶解させます。エタノールに溶解せずに残る蝋分と不純物を取り除き、さらに低温減圧下でエタノールを揮発させることで芳香成分のみを取り出します。これがアブソリュートになります。アブソリュートは固形〜半固形〜液体の物質で、強い香気を持ちます。
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名前の由来
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中世末期のアラビア人はベンゾインを「luban jawi」と呼んでいました。「luban」はサンスクリット語で「フランキンセンス(乳香)」のことで、「jawi」は「ジャワの」という意味ですが、「lu-」が冠詞と誤訳されて消失してしまい、ポルトガル語で「beijoim」、スペイン語で「benjui」と呼ばれるようになり、フランス語で「benjoin」、英語で「benzoin」と伝わったといわれています。
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ベンゾインの歴史
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ベンゾインは古くから宗教儀式で悪霊を追い払うための魔よけとして、薫蒸や薫香の形で用いられていたことで知られています。
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香りの特徴
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インド産シャムベンゾインのアブソリュートの香りは、バニラ様の甘く濃厚な香りで、優しく包み込んでくれるような、深みのある繊細な芳香です。
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使用上の注意
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※ご使用に関しましては関連書籍等をご参考下さいますようお願い申し上げます。
※食品ではございません。
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▼ 50g / 980円(税込)をカゴヘ |